メーガン妃がナイジェリアで物議を醸した14の瞬間
子どもが恋しい
そうやって二酸化炭素を排出して到着したラゴスで王子と妃は州知事公邸を訪問、レセプションに出席した。このとき妃が着ていたのは2020年、アーチー王子が1歳を迎えた誕生日パーティーで着ていた黄色いドレス。ちなみにこのドレスは2021年にリリベット王女を妊娠したことを発表したポートレートでも着ていたものだった。母の日の週末だったからか、装いでも母であることをアピールしていた。
当然妃はレセプションでも母の日に言及。「ベビーたちに会えなくて寂しい」と話していた。続けて妃は自分のルーツを改めてアピール。「自分の母国や家族に囲まれて過ごすのにふさわしい日だと思う」と話していた。雑誌『ピープル』などが報じている。今回のツアーで妃は最後まで母として、ナイジェリア人としての自分をアピールすることに徹した。
ダイアナ元妃がつけなかったクロスを堂々披露
2日目の夜のレセプションでダイヤモンドのクロスのネックレスを着用した妃。これはダイアナ元妃がウィリアム皇太子とヘンリー王子に遺したプライベートコレクションの中から、王子がメーガン妃にプレゼントしたものと見られている。しかし元妃がこのクロスを公の場所で身につけていたことはない。関係者は新聞「ニューヨークポスト」に「元妃は常にプロフェッショナルだった。宗教的なモチーフは人を不快にさせる可能性があるので身につけることは避けていた」。多様性という言葉が一般的に使われ始める前から元妃が宗教的な多様性を意識していることをうかがわせる素敵なコメントであるが、その背後に妃への批判が隠されているのは言うまでもない。
結局、”ごっこ”遊び
進んでロイヤルを離れたはずなのに、ロイヤルツアーもどきをしていると批判されていた王子と妃。でも元BBCの王室レポーターのジェニー・ボンドが「これはロイヤルツアーとはまったく違う」と反論した。とはいえ王子と妃に味方したというわけではなさそう。「王室メンバーは1日に5件から7件の約束をこなす。1日に2か国、3か国を訪問することもある」と新聞「ロンドンタイムズ」のYouTubeチャンネルにコメント、王子と妃の今回のツアーはロイヤルに比べれば遊びのようなものだと示唆した。さらに「王子と妃は自分たちの好きな仕事だけを選んでやり、好きなレポーターだけを選んで随行させた」。王室離脱時に「半分ロイヤル、半分民間になりたい」と言っていた王子と妃の姿勢が反映されたツアーとなったとも言える。