「お金に困っていた」拾った財布を持ち去り買い物 県立病院の事務職員と看護師 懲戒処分 兵庫県
兵庫県は9日、落とし物の財布を横領したり、無断欠勤を約4カ月続けたりしたとして、県立病院の職員2人を懲戒処分にしました。 兵庫県によりますと、県立病院の男性事務職員(36)は、1月、たつの市内の路上で、財布を拾ったにもかからず、警察に届けることなく持ち去り、現金やポイントカード、あわせて1万3000円相当を使いました。 男性職員は、家電量販店やドラッグストアで、シャワーヘッドや日用品などを買ったといい、「お金に困っていた」「二度とこのようなことはしない」などと話しているということです。県は、男性職員を停職1カ月の懲戒処分にしました。 また、県立病院の男性看護師(38)は、4月10日から約4カ月、行方がわからなくなっていて、正当な理由なく長期間にわたって欠勤したとして、懲戒免職になりました。 県によりますと、以前から体調不良で休みがちだったといい、家族が警察に捜索願いを出しましたが、現在も連絡がとれていないということです。 兵庫県は、「県民の皆様の信頼を損なう結果になり極めて遺憾です。お詫び申し上げます」とコメントしています。
ABCテレビ