転職初日の挨拶はどうする?【ビジネスマナー】新しい職場での必須マナー
転職を叶えて、さあ初出勤! 初出勤の日は、ワクワクと同時にドキドキとした緊張と不安に襲われるかたも多いはずです。「初日の挨拶はどうしよう」「身だしなみはどのようにしよう」などと考えてしまいますよね。では、出勤初日に心がけたいマナーにはどのようなものがあるのでしょうか? 今回は、新しい職場に入る時の基本マナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい、能美黎子さんが説明します。 好印象を与えるために必要なことは?【ビジネスマナー】新しい職場での必須マナー まとめはコチラ
新しい職場に入る時の基本マナー
【元社長秘書のマナー講座】vol. 54 転職先への初出勤日。初出勤日は、これから始まる新しい環境への期待も大きいですが、その反面緊張と不安を感じる人も少なくないかと思います。「新しい職場での挨拶や身だしなみはどうしたらいいのか」、「職場の人とうまく馴染めるのか」など色々と考えてしまいますよね。 今回は、新しい職場に入る時の挨拶や身だしなみなど、初日に心得ておくべきマナーについてご紹介をします。初日は、思い出深いものです。不安材料を払拭させて、気持ちのいい会社生活を迎えるためにもぜひチェックしてみてくださいね。
初出勤日に心がけたいこと
初出勤日の身だしなみ 1. 迷ったらスーツが無難 相手に与える印象を大きく左右する第一印象。第一印象の中には、服装や身だしなみも含まれるため注意が必要です。会社によっては服装にルールがある場合もありますので、服装に迷った場合にはスーツに準じた服装で出勤するのが無難です。服装が自由な場合には、オフィスカジュアルを意識した服装がおすすめです。出勤初日で職場の雰囲気や社員の服装を見て判断しましょう。 2. 清潔感が大切 身だしなみの一番のポイントは、「清潔感」のある服装です。清潔感がないと相手に不快感を与えてしまう可能性があります。シワや汚れがあるとだらしのない印象になってしまうので、必ず前日に服装のチェックをしておくことが大切です。 初日の挨拶 1. 明るく笑顔でハキハキと 初日での挨拶は、緊張して表情がこわばってしまいがちですが、できるだけ明るくハキハキと笑顔で挨拶することが大切です。最初に良い印象をもってもらうためにも「笑顔」は忘れないように心掛けてみてくださいね。 2. 自己紹介の挨拶は1分以内に簡潔に! 挨拶は朝礼の場や忙しそうなタイミングが多いため、1分程度にまとめて話せるように考えておくのがおすすめです。「名前」「担当する予定の業務内容」「新しい仕事に対する抱負」や「前職での経験」「趣味」など話題を加えることで、挨拶が終わった後に周囲から声をかけられやすくなります。ただし、前職での経験については実績の自慢や横柄な態度にならないよう業務内容などにとどめておくのがおすすめです。 初出勤の素朴な疑問Q&A Q. 転職初日の出社は、何時がベスト? A.基本的には、10分前までには出社しましょう。ただし、指定をされている場合や、初日は早めに出社して欲しいという場合もあります。そのため、初出社日が決まった時点で人事担当者などに出社時間の確認をしておきましょう。 Q. 初出勤で職場に違和感を感じた場合は? A.新しい会社で働き始めて早々に、「何か違うかもしれない」「やめたい」と思ってしまう人も少なくないようです。しかし、たとえ雰囲気が合わないと感じたとしても、安易にやめてしまう選択は良くありません。新しい環境は、ストレスがたまりやすい傾向にあるため、まずは職場環境に慣れることが大切です。時間が経って職場に慣れてくれば、働きやすくなる可能性もあります。入社後すぐに辞めてしまうと、次の転職活動をするうえで大きなリスクが伴うため慎重に行動することをおすすめします。なぜ、今の会社の入社を決めたのか、どのようなことをしたくて入ったのかを今一度確認し判断をしてみてくださいね。