決勝ゴール+パルマー封じ チェルシーとの大一番で存在感を放ったカーティス・ジョーンズに集まる称賛 「トップクラスのパフォーマンスを見せた」
マクアリスターに代わってスタメン
プレミアリーグ第8節でチェルシーを相手に2-1の勝利を飾ったリヴァプール。1ゴール1アシストのモハメド・サラーも変わらぬ抜群の存在感を見せたが、もう1人多くの称賛を集めている選手がいる。MFカーティス・ジョーンズだ。 [動画]リヴァプールがチェルシーとの上位対決を制す この試合コンディションが心配されたアレクシス・マクアリスターに代わってスタメン出場を果たしたジョーンズ。51分に決勝点となるゴールを決めた同選手はサラーと並びチームトップとなる2本のキーパスを記録するなど攻撃面で持ち味を発揮したが、この試合は守備でも奮闘。 コール・パルマーへの対応を担ったジョーンズはここまで6ゴール5アシストを記録していたチェルシーのエースを完封。パルマーに仕事をさせなかったジョーンズは地上戦のデュエルでも8回中6回勝利と、中盤のフィルター役としても躍動したのだ。まさに期待に応えたジョーンズだが、指揮官アルネ・スロットも英『Sky Sports』にてその仕事ぶりを絶賛した。 「非常に良かった。個人としては非常に良いパフォーマンスだった。チーム全員が本当に本当に一生懸命に働いたと思う。カーティスは難しい仕事を任されていた。コール・パルマーをコントロールしなければならなかったが、この選手には実力があるので、それは容易なことではない。チームの努力の賜物だが、カーティスが主にこの功績を担っている」 また元リヴァプールのダニエル・スタリッジも「私はカーティス・ジョーンズと一緒にプレイしたが、彼には常に才能があった。彼は大きく成長したし、今日はコール・パルマーを黙らせた。彼はゴールも決め、トップクラスのパフォーマンスを見せた」と語っており、元チームメイトの若き逸材を称賛した。 そしてリヴァプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏も英『TBR Football』にてジョーンズを絶賛し、補強が噂される守備的MFにはすでに素晴らしい才能がいることを認めた。 「カーティス・ジョーンズは素晴らしかった。傑出していた。グラフェンベルフとマクアリスターがいる中で、彼はまだ、自分が第一候補なのかどうかをはっきりとわからない段階にある。しかし、ピッチ上のクオリティや費やされた金額を考えると、なんと素晴らしいパフォーマンスだったことか。地元出身の少年が試合の最優秀選手に選ばれたのだ」 「アルネ・スロットは1月にスビメンディ獲得を再び目指すかどうかは疑問だが、今日の彼のプレイを見たら、『ノー』と思うだろう。彼はこれから一貫してそれをやらなければならない」 この試合を含めプレミアリーグのスタメン出場は2回となっているジョーンズ。スロット・リヴァプールの中盤はグラフェンベルフ、マクアリスター、ショボスライの3人に固定されるかと思われていたが、ジョーンズはこのメンバーの中でも十分にやっていけることを示した。(データは『SofaScore』より)
構成/ザ・ワールド編集部