『白タク』が関空で横行 運転者は「友達」と言うが...乗る人は「もちろんお金を使って予約した」1台を追跡すると...車を止めて歩いてコチラへきた運転者が語ったこと
専門家「事故時に保証ない危険性」「諸外国では性犯罪や強盗も」
白タクを利用することでどんな危険性があるのか?専門家に聞いた。 (桜美林大学ビジネスマネジメント学群 戸崎肇教授)「白タクに乗っていて事故を起こされて何の保証もなく泣き寝入りをするといった危険性もあります。諸外国では白タクを利用することによって性犯罪や強盗行為が起こったりしています。日本でもそういったことはないとは限らない」
12月中旬、近畿運輸局などが白タクの実態調査に乗り出した。白タク行為が後を絶たないことを受け、今回初めてドライバーに直接、白タク行為をしていないか確認した。 (職員)「きょうはお迎えですか?」 (ドライバー)「友達」 (職員)「どちらの国からですか?」 (ドライバー)「中国…どこから来ましたか?」 (訪日客)「アメリカです」 (職員)「白タクの防止ということで…」 (ドライバー)「それじゃないです」
(近畿運輸局自動車交通部 河原正明課長)「友達と言ってしまえば言い逃れできると思っているところがありますので、啓発活動を継続的に続けていって、白タクをしない、白タクを使わない、こういった両面から啓発活動を進めていくことが大事かなと思っています」 インバウンド回復とともに急増する白タク。早急に対策が求められている。 (2024年1月22日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)