【中継】自民党総裁選挙に出馬した上川陽子外務大臣に聞く
新しい総理総裁は石破 茂さんに決まりました。 ここからは総裁選に出馬した衆院静岡1区選出の上川陽子外務大臣にお話を伺っていきます。 ■過去最多9人が出馬した総裁選で7位という結果について 上川陽子外務大臣 「公務と並行する形で総裁選に臨んでまいりました。推薦人の方お一人お一人にお願いをして20名。それに加えて党員の皆さんのご支持をいただくということで、特に静岡県内の先生方に有志の会を作っていただきまして、いち早く支援をいただきまして、多くの力をいただいて全国の遊説や討論会に参加をしてきました。短期間ながら集中して臨むことができましたのも、静岡の皆さんのおかげです。結果は結果として受け止めさせていただき、新しい日本の景色を作っていこうということを、しかも皆さんとの対話をしながら将来を見据えて、大きな問題提起をし、まさにそこにつきましては御支持をいただいたものと思っています。これから白いカンバスに夢や希望を描きながら一緒に前に進んでいこうと決意をしたところです。 ■静岡の党員票では約4割を集めてトップになりました。 「大変うれしい力をいただきました。9601名の方に上川陽子と書いていただきました。地元の方々と長い対話をしながら一緒に課題に取り組んできた政治活動でしたので、そのものを総理としてもやっていきたいと。団塊ジュニアの世代が65歳の高齢期を迎えるこの時には労働力人口がやせ細っていく。社会保障制度が行き詰っていくんじゃないかと大きな危機の御指摘もあり、その問題の政治家として取り組んできた。その危機を取り返しがつかなくなる前に何とかする必要がある。とりわけ地方の成長をしっかり作っていくことが、若い世代の皆さんと次の世代をつなぐために非常に重要と思っています。こういうメッセージも静岡の皆さんと考えてきたことを国政の場でも訴えさせていただきました。」 ■石破新総理への期待は 「ありのままに真実を語るという私が訴えてきたことをおっしゃっていただいたので、このことを具体的に進めてまいりたい。」 ■自民党は変われるか 「国民の皆さんと永田町の意識の間にはギャップがあると感じてきた。これで劇的に景色が変わるということではなく、景色を変えるためにいかに努力をするか。ガバナンスも含めて、一人一人の倫理観が問われている。これからが政治改革のスタートになると思う。」