関水渚、「人間の醜さが全面に出ている」主演ドラマを紹介 不気味な言動を試行錯誤
俳優の関水渚が、主演を務めるテレ東系ドラマ24『家政婦クロミは腐った家族を許さない』(10日スタート 毎週金曜 深0:12~)の放送に先立ち、昨年12月21日に都内で取材に応じた。 【写真】美を追求する敏腕社長役を務める藤原紀香 原作は、『極限夫婦』の作者・きづきあきら+サトウナンキが描く、現在連載中の同名の電子漫画。問題だらけの灰原家に仕えることになった家政婦・黒見白華(関水)が、常識も倫理も超えた危険な手段で「理想の家族」を作るという目的を果たそうとする。なぜ彼女はそこまで「理想の家族」に執着するのか?その裏に隠された衝撃の理由とは?観た人の「家族観」を揺さぶるファミリー・パニックホラードラマとなっている。 1月10日の第1話の見どころを聞かれた関水は「嫉妬心を持つと醜い結果になる、ということを楽しみにしてもらえれば。嫉妬心をお持ちの方はぜひ、観ていただきたいですね」と笑顔。「嫉妬心をあんまり持たない人も、“やっぱり嫉妬するのってよくないよね”、“これからもリスペクトをもって人に接しよう”と思ってもらえる回。人間の醜さが全面に出ている回」とアピールした。 関水は物語の魅力について「結局、人間って何歳になっても自分勝手なんだなってものすごく感じさせられて。それがすごくおもしろい。みんな、どうかしてる部分があって、それがものすごくリアルに描かれている」と紹介。黒見を演じる上で「私は正しい人間で、お仕えしている家族の皆さんは正しくない。正しい人間じゃない人たちを、私が教えてあげて、いい人にしてあげようかな、かわいそうだから、というマインドでやってます」と話した。 最初に台本を読んだ時を「“すごい共感する!”ってわけじゃなかったんですけど、寄り添ってみると理解できる、共感できるなって感じでした」と振り返り、クロミの不気味な言動を「どうすれば怖く見えるのか、試行錯誤するのが楽しい」と演じる上でのおもしろさを語った。