ブルーオリジンの巨大ロケット「ニューグレン」が発射台に設置–初の打ち上げに向け
Blue Origin(ブルー・オリジン)の次世代ロケット「New Glenn」(ニューグレン)が初の打ち上げに向け、発射台へと設置された。 New Glennには、再使用可能な第1段ブースターを備えた2段、または3段のバージョンが存在する。2段バージョンは高さ82m、3段バージョンは高さ95mで、SpaceX(スペースX)の「Falcon 9」(ファルコン9)の最大70mより大きい。 New Glennの打ち上げは、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地の第36発射施設から実施される。打ち上げ時期は正式に発表されていないが、2024年後半にミッションが実施される可能性がある。 この打ち上げでは「DarkSky-1」と呼ばれる国家安全保障に関する打ち上げ認証飛行で、Blue Originの宇宙船「Blue Ring」を搭載する予定だ。ミッションは、米国防イノベーションユニットが支援する。
塚本直樹