日本作品初!釜山国際映画祭“オンスクリーン部門”正式招待決定「さよならのつづき」11月配信スタート
Netflixシリーズ「さよならのつづき」が11月14日(木)より配信となることが決定。このたび、本作の劇中場面写真5点も到着した。 【写真を見る】配信日決定にあわせて場面写真が到着 本作は、将来を誓い合った恋人たちの“さよなら”から始まる、行く先の見えないラブストーリー。『花束みたいな恋をした』(21)、『ちひろさん』(23)の有村架純と、『余命10年』(22)の坂口健太郎が主演を務め、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子を有村、子どもの頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を坂口が演じる。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17)、『余命10年』の岡田惠和が完全オリジナルストーリーである本作の脚本を手がけ、『映画 太陽の子』(21)、大河ドラマ「青天を衝け」などを手がけた黒崎博が監督を務める。事故で最愛の恋人を失った1人の女性と、その恋人に命を救われた1人男性。北海道、ハワイの壮大な風景を舞台に、運命に翻弄される2人の美しくもせつない、“さよなら”から始まる愛の物語となる。 このたび、本作が韓国、釜山で開催される第29回釜山国際映画祭、オンスクリーン部門にて日本作品として初めて正式招待されることが決定した。釜山国際映画祭は、1996年に創設され、世界中の映画人から愛されるアジア最大規模の由緒ある映画祭。オンスクリーン部門は2021年に新設された配信ドラマ向けの部門で、今年最も期待される話題のドラマを紹介する新部門だ。また、11月14日の配信に先駆け、本作が上映されるのは初となるワールドプレミア上映となる。 今回、多くの作品の中から本作を招待するに至った理由を釜山映画祭プログラム・ディレクターナム・ドンチョル氏は「『さよならのつづき』は、繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう」と、本作への高い期待を寄せている。 この正式招待決定において、脚本の岡田、監督の黒崎からのコメントも到着。岡田は「釜山国際映画祭に『さよならのつづき』が参加できることになったと聞いたときには、驚きと同時に心が躍りました。作品は完成し、あとは配信を待つのみとなっている我々スタッフに、勇気と自信をいただきました。先行して観ていただく方々にどんな風にこの作品が届くのか。楽しみにしております」、黒崎は「有村さん、坂口さんたちキャストの渾身の演技が、そしてスタッフが追及した映像美が、釜山に届いたのだと思います。世界中から秀作が集う本映画祭でお披露目できるとは、作品にとってこんな幸せなスタートはありません」と語り、日本に先立ち海外で上映されるに当たっての緊張と確かな自信を覗かせた。 あわせて、いよいよ本作初公開となる劇中場面写真5点も解禁となった。既に、どこかせつなさも予感させる本作の世界観が伝わるカットとなっており、ますます映像解禁への期待が高まる。 誰にでも訪れる、身を切られるような、最愛の人との別れ。北海道とハワイの壮大な風景を舞台に描かれる恋の物語をぜひ劇場で目撃してほしい。 ■<コメント> ●岡田惠和(脚本) 「釜山国際映画祭に『さよならのつづき』が参加できることになったと聞いたときには、驚きと同時に心が躍りました。作品は完成し、あとは配信を待つのみとなっている我々スタッフに、勇気と自信をいただきました。選んでいただいて心から感謝しております。先行して観ていただく方々にどんな風にこの作品が届くのか。楽しみにしております。自信作です」 ●黒崎博(監督) 「有村さん、坂口さんたちキャストの渾身の演技が、そしてスタッフが追及した映像美が、釜山に届いたのだと思います。世界中から秀作が集う本映画祭でお披露目できるとは、作品にとってこんな幸せなスタートはありません。一つ一つのカットに日本中で、そして世界で見てもらえるようにと思いを込めながら撮り進めました。たくさんの愛情と、笑いと悲劇を密度高く詰め込んだこの作品を、早く皆さんの元に届けたい。その第一歩として、釜山の地で幕を開けたいと思います」 ●ナム・ドンチョル(釜山国際映画祭プログラミング・ディレクター) 「『さよならのつづき』は、繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう」 文/鈴木レイヤ