【現役ドラフト】広島はサブマリン右腕と万能内野手の2人を指名 矢崎拓也がヤクルトへ
広島は、9日に開催された現役ドラフトで日本ハムの鈴木健矢投手とオリックスの山足達也内野手を指名した。 【現役ドラフト】移籍選手一覧 鈴木は今季1勝に終わったものの、昨季に自己最多6勝を上げたサブマリン右腕。山足は、右打ちの万能型内野手。プロ7年目の今季はスタメン3試合を含む43試合で打率1割3分3厘。3年ぶりの失策こそ記録したものの、一塁、二塁、三塁の3ポジションをそつなくこなした。 また広島からは、矢崎がヤクルトから指名された。昨季54登板でブルペンを支えた16年ドラフト1位。今季は7月下旬以降は2軍生活が続き、26試合と登板数を減らしていた。 ◆鈴木 健矢(すずき・けんや)1997年12月11日、千葉・袖ケ浦市生まれ。26歳。木更津総合高では3年春に甲子園出場。JX―ENEOSでは1年目から補強選手で都市対抗に出場。2017年に侍ジャパン社会人代表。19年ドラフト4位で日本ハム入り。プロ通算83登板で9勝8敗、5ホールドで防御率3・27。176センチ、80キロ。右投左打。 ◆山足 達也(やまあし・たつや)1993年10月26日、大阪府生まれ。31歳。中学時代にボーイズリーグのオール枚方で全国制覇。大阪桐蔭高1年秋からレギュラー、2年春にセンバツ出場。立命大3年で大学日本代表。ホンダ鈴鹿を経て17年ドラフト8位でオリックス入り。プロ通算283試合で打率1割9分5厘、4本塁打、23打点。右投右打。174センチ、76キロ。
報知新聞社