ルイ・ヴィトン、フェンディ…大人が持つべき上品アウター7選
自身のワードローブにも既に持っているほど定番化した王道の1着。ともすると味気ないが、普遍性は捨ておけない。そこで欠かせないのが“ちょっと違う”クセありでモダンな一着だ。今回は、アウター編。 【アイテム写真】大人が持つべき上品アウター全7選公開
ヘビーデューティこそラグジュアリーに
フライトジャケットやスタジャンといった、アメリカンカジュアルやミリタリーをベースとしたラギッドな装いが、改めて定番として注目される昨今。こうした無骨な着こなしは、男らしくスタイリングがまとまるというメリットがある一方で、上品さが欠けてしまうことが懸念される。歳を重ねた大人であれば、ふさわしい品格を醸しだす必要がある。むしろ、その気品ある姿こそが、エグゼクティブの嗜みといえるだろう。 では、大人が持つべきヘビーデューティなアウターの選び方とは何か。最も簡単な方法は、メゾンが再解釈した新しき定番を選ぶことだ。根幹にあるのはオーセンティックなアイテムであっても、上質な素材使いや美しいパターンによって、高級感のある仕上がりが約束されており、一手で装いの格を決定づけるからだ。こうした贅沢な選択ができるのは、本来のクラシックを理解し、年輪に刻み続けてきた、最上級を知る男だからこそである。
1.ルイ・ヴィトン|アメカジの定番スタジャンをビーズのあしらいで格上げ
ダミエ・バッファローチェック柄のボディに、袖をグレインレザーで切り替えたスタジャン。「ダミエ」をウエスタン調に仕立ててヒネリを効かせ、胸元のロゴはビーズで煌びやかに。ストリートの王道と高級感を見事に融合した、主役級の1着。 ブルゾン¥995,500、パンツ¥304,700、サングラス¥123,200(すべてルイ・ヴィトン)
2.ドルチェ&ガッバーナ|タフさのなかに滲む、メゾンの洗練された素材使い
コーティング加工を施したリネン生地のMA-1は、ぬめりのある質感が特徴で独特の着姿を演出。シガーポケットにあしらわれたラバーロゴプレートは、高級感を後押しし、洗練された姿を際立たせる。 ブルゾン¥385,000、シャツ¥189,200、ニット¥280,500、パンツ¥199,100、ニットキャップ¥60,500(すべてドルチェ&ガッバーナ)