阪神・大竹がチャリティー実施へ意欲 子供が遊べる設備、環境改善に「いずれは貢献していけたら」
阪神・大竹耕太郎投手(29)が、同僚の岩崎優投手(33)や近本光司外野手(30)に倣い、将来的なチャリティー実施へ意欲を見せた。この日、故郷・熊本でシンポジウム「夢の向こうに」に参加。出身地の野球振興を願い、周囲の目や声を気にすることなく白球を追える環境づくりに一役買う。 「野球に限らず、今は公園でも簡単に遊べないことも多い。そういうところの設備、環境(の改善)にいずれは貢献していけたら」 本業で成績を残せば、おのずと説得力は増す。来季、目指すは3年連続2桁勝利。虎のV奪回にとどまらず、地元発展につなげるべく白星を稼ぐ。「自分じゃないところにモチベーションを見いだすのは、活躍している選手ほどやっている」。その左腕で、野球衰退に歯止めをかける。 (八木 勇磨)