2024年の春闘で「5%以上の賃上げ」要求の方針決定 連合
労働組合の中央組織・連合は、2024年の春闘で、5%以上の賃上げを要求する方針を決めました。 連合は、2024年の春闘での賃金のベースアップ(=ベア)要求について、3%以上を基準とし、定期昇給相当分と合わせ5%以上の賃上げを要求する方針を決めました。 今年の春闘では30年ぶりに高水準での賃上げを実現しましたが、物価の上昇に賃上げが追いつかず、実質賃金はマイナスとなっていて、去年の「5%程度」より表現を強めたかたちです。 これについて連合は、経済も賃金も物価も安定的に上昇させるため、持続的な賃上げを実現すべきと訴えました。 連合は今後、闘争の進め方の議論を行い、各企業の労働組合は来年2月末までに企業に要求を行う予定です。