中日・井上監督、キャンプ総括「99点」 足りない1点は序盤のアクシデント…別メニュー調整続いた石川昂弥は名古屋で精密検査
中日は20日、ナゴヤ球場と沖縄・北谷に分かれて実施した秋季キャンプを打ち上げた。井上一樹監督(53)はキャンプを総括して「99点」の評価を与え、足りない1点分に石川昂弥内野手(23)らが体調不良などで別メニューだったことを指摘した。名古屋に戻った後、石川昂が痛めている左手首の精密検査を受けることも明かした。 『苦々フェイスが見たいキャンプ』の点数は99点。井上監督は、選手の頑張りをたたえた後、足りなかったあと1点の理由を説明した。 「天候、それからそれぞれ体調管理、(石川)昂弥が(田中)幹也がっていうのもあったからね。もっとできるでしょ、っていう意味でね」 序盤はアクシデント続き。初日に福田が左脇腹を痛めて離脱し、田中は熱中症に見舞われた。とりわけ指揮官がもどかしかったのは別メニュー調整が続いた石川昂だ。ナゴヤ球場での秋季キャンプ中だった4日に左手首痛を訴え、志願して臨んだ沖縄キャンプ中は体調不良も重なり、最後まで状態は上向くことはなかった。 名古屋へ戻ってからは病院で左手首の精密検査を受ける予定で同監督は「検査を受けて、どういう形でやっていけばいいかをリハビリ担当と話し合いながらやらせようと思う」と話した。
中日スポーツ