街頭演説を行った河村たかし氏（左）と百田尚樹氏

　選挙戦最初で最後の日曜日となった20日、名古屋市では日本保守党の百田尚樹代表と、愛知1区に出馬している河村たかし前名古屋市長が公示後初めてそろって支持を訴えた。 【写真】河村たかし氏を表敬訪問した地域アイドル「サカエ・ガールズ」 　百田、河村両氏は、名古屋市の久屋大通公園でそろってマイクを握った。丁々発止のやりとりを繰り広げた。 　河村氏が日本保守党を自らの「死に場所」と称すと百田氏は「河村さんは今回、私たちと合流して死にます！私が骨を拾います」と宣言。河村氏は「俺はウェルビー（サウナ施設）の水風呂で死にますから。裸で浮かんでます。そのときは来てちょうだいよ」と応じ、集まった約300人の聴衆を笑わせた。 　その後も「ワシも日本新党、新進党、民主党か。“河村さんもようけ政党を変える”って。俺が変わったんやない、政党がなくなったんだよ」と回想した河村氏に「河村さんがおった党は全てなくなるという。日本保守党がなくなる前に河村さんに先に亡くなってもらわんと」と突っ込みを入れるなど軽妙なやりとりを展開。最後は河村氏が「百田さん、今日はサンキューベリーマッチ」と呼びかけガッチリと握手を交わした。