キャサリン妃がウィンブルドンに! パープルのワンピースに秘められた思いがあった?
イギリスのキャサリン皇太子妃が、現地時間7月14日に行われたウィンブルドン選手権男子シングル決勝戦に姿を見せた。今年1月に腹部の手術を受け、3月にがんを公表して以来公務を控えていた妃にとって、6月のトゥルーピング・ザ・カラー以来となる公務となった。 【写真】キャサリン妃の美しい立ち姿(全身カット) Peopleによると、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブのパトロンでもあるキャサリン妃は、久しぶりの公務に、クラブのカラーでもあるパープルのワンピースをチョイスしたようだ。 ボディにギャザーの寄せられたミディ丈のAラインワンピースは、ロンドンの拠点に展開するブランド、Safiyaaのアイテム。パープルは亡きエリザベス女王が公務で好んで着用した色の一つでもあるそうだ。 妃の伝記「The Duchess of Cambridge 」を執筆したDaily Telegraph紙のファッション部門トップ、べサン・ホルトは「キャサリン妃はこれまで、ウィンブルドンでは気の利いた気まぐれなテーマをチョイスしてきましたが、今回は新しい試みでした」と指摘する。 「紫を着ることで、この役割が彼女にとって重要なものであること、今年2度目の公務に選んだのが、このイベントであることを強調しています。また紫は勇気の色でもあります。彼女が経験していることについて触れているのかもしれません」と続けた。 「彼女がハッピーそうな姿を見て、安心する人がたくさんいると思います。多くの人にとって彼女は希望の光ですが、それはまた大きなプレッシャーにもなります」「彼女にはサポートするチームがあり、ほとんどの人が持ちえないリソースがあるのは確かです。それでも私は、人々の気持ちを高揚させることが出来るのは、彼女の存在そのものだと思っています」と語っている。 キャサリン妃はこのワンピースに合わせ、L.K.Bennettのベージュのバッグと、BY PARIAHのフープイヤリング、イギリスの靴デザイナーCamilla Elphickによるヌードカラーのパンプスをコーデ。娘のシャーロット王女とともに選手らと交流したのち、妹のピッパ・ミドルトンとともにロイヤルボックスに姿を現すと、会場からは温かい拍手が送られたそうだ。