LEON篠原拓朗「嬉しいのひと言」。4年ぶりの美酒まで「とても長く感じた」と蒲生尚弥【スーパーGT第4戦GT300決勝会見】
静岡県の富士スピードウェイで開催された2024スーパーGT第4戦『FUJI GT 350km RACE』。猛暑日となった8月4日(日)午後に行われた決勝レースでGT300クラスを制した65号車LEON PYRAMID AMGの篠原拓朗、蒲生尚弥、黒澤治樹の3名がポール・トゥ・ウインを飾った今大会を振り返り、次戦への展望を語った。 【写真】勝利を引き寄せる走りとピットインの進言をした篠原拓朗 ■篠原拓朗/第1スティント担当 「今の気持ちはとても嬉しいのひと言です! LEON RACINGに加入させていただいてから、ポールポジションも数回、2位という結果も獲得できたのですが、優勝はなかなかできていませんでした」 「自分のスティントに関しては、スタートとして1周目からペースも良く後続のバトルも見ながら走ることができました。ブリヂストンタイヤさんのパフォーマンス、チームの皆さまが作ってくれたクルマが良かったので、僕のスティントは気持ちよく走ることができました」 「ピットインのタイミングも運が良かったので、昨日の『少しでも力になりたい』という気持ちは多少は実現できたかなと思っています」 「(次戦への展望)前回の鈴鹿もポイントは獲れているので、次回もポイントを獲得したいですね。自分にはまだまだ課題がたくさんあります。なのでチームと力を合わせて少しでも良いレースができれば、また結果がついてくると信じています。気を引き締めて自分たちの戦いをしていきたいです」 ■蒲生尚弥/第2スティント担当 「嬉しい気持ちはもちろん、勝てたのでホッとしています」 「自分のスティントを振り返ると、フルコースイエロー(FCY)のタイミングでかなりギャップをつくれました。後半はタイヤと燃料をセーブしながら、何ごとも起きないように気をつけていたのもあり、レースがとても長く感じました。結果的に無事終われて良かったです」 「(次戦への展望)鈴鹿はAMGのクルマとの相性が富士よりあまり良くないと思うので、毎戦同じ気持ちではありますが自分たちができることを一歩ずつ着実にやっていくのが、チャンピオンを獲るために大事だと感じています」 ■黒澤治樹/第3ドライバー 「僕は今回なにもしていませんが、第3ドライバーの立場としては『ふたりを勝たせてあげたい!』という気持ちがありました。チームとしては初めてのポール・トゥ・ウインなので、達成できて良かったと思っています」 「(次戦への展望)2018年にチャンピオンを獲った時も、全戦ポイントを獲っていたので、そこは大事なことだと思っています。この先もきっちりレースでポイントを獲ることを意識していきたいです」 [オートスポーツweb 2024年08月04日]