茶の湯で学ぶ「和の心」 京都府向日市で児童体験 講師に表千家の西田社中
京都府向日市物集女町の第2向陽小で、6年生約80人を対象に茶道体験があった。茶道表千家の西田社中が講師を務め、児童たちに和の心を教えた。 文化や芸術の専門家を学校に派遣する府の「文化の心次世代継承事業」の一環。 児童たちは、西田社中の高井順子さん(65)=寺戸町=から茶の湯の歴史や作法を学んだ後、グループごとに机を囲んでお点前に挑戦。「手首から下を使って」「最後に『の』の字を書いて」と助言を受けながら、真剣な表情で薄茶をたて、友達に勧めた。 参加した児童(12)は「作法は難しいが、みんなで一緒にやって楽しさが分かった」と話していた。 茶道体験は2学期中に、第3向陽小、第5向陽小、向日が丘支援学校でもある。