あなたの使った空港は? 国内空港の利用客数ランキング
多少の順位の変動はありますが、総じて利用者数は伸びています。中でも増加率が高いところだと成田の約41%、神戸の約35%が目立ちます。 次に、国際線の利用者数を比較してみましょう。
どうでしょうか? 2013年に比べて利用者数が2倍、3倍と大幅に膨れ上がっているところも珍しくありません。主なところでは以下の通りです。 ▼関西国際 約1200万人→約2300万人(約92%増) ▼羽田 約800万人→約1800万人(約2.3倍) ▼福岡 約320万人→約690万人(約2.2倍) ▼新千歳 約130万人→約390万人(約2.9倍) ▼那覇 約100万人→約390万人(約3.9倍) ▼北九州 約15万人→約35万人(約2.3倍) 全国の空港の総利用者数をみても2018年度の内訳は、国内線が約2億2330万人(13年度比約14%増)だったのに対し、国際線は約1億19万人(同約67%増)でした。空港利用者全体の増加には、国際線利用者の拡大が大きく影響していることが見てとれます。 2013~2018年の間で国際線利用者が大きく伸びている要因の一つはインバウンド(訪日外国人客)の増加だとみられます。政府観光局が公表している数値によると、2013年の総数は約1040万人でしたが、2018年には3倍以上となる約3190万人になりました。 羽田空港では、今年3月29日から国際便の増枠が決まっており、年間約3.9万回の発着増になる見込みです。また、那覇空港でも増設された第二滑走路の運用が3月26日から開始され、発着回数を大幅に増やせる環境が整います。今後、各空港の利用者数はどう変化していくのでしょうか。