あなたの使った空港は? 国内空港の利用客数ランキング
年末年始の長期休暇。この冬は曜日の並びによって、12月28日~1月5日まで9日間連続で休みだった人が多かったかもしれません。遠方への帰省や観光で利用する交通手段と言えば飛行機です。国内には空港が約90ありますが、もっとも利用者数が多いのはどこでしょう? あなたの使った空港は?
表は、国土交通省が公表している各空港の年間利用者(2018年度)の数です。1位、2位はともに首都圏の玄関口として国内線、国際線ともに利用が多い東京国際空港(羽田)と成田国際空港です。1、2フィニッシュした2空港ですが、利用者数を比較すると羽田は年間約8600万人と成田の約4100万人の倍以上を誇ります。 日産自動車元会長のゴーン被告が出国したと報じられている関西国際空港は3位で約2900万人。以下、4位の福岡(約2500万人)、5位の新千歳(約2400万人)、6位の那覇(約2200万人)の各空港までが2000万人超、7位の大阪国際(伊丹)・8位の中部国際(セントレア)の2空港が1000万人超でした。
5年前と比較すると?
では、このランキング、5年前(2013年度)と比較するとどうでしょう?
利用者数の上位10空港は変わりません。変化があるのは、2013年に5位だった関西国際空港が福岡・新千歳の両空港を抜いて3位に躍り出たことです。利用者の数は約1800万人から約2900万人で63%増となりました。 表を眺めていると、関西国際空港以外の空港も総じて利用者数が増加していることが分かります。トップの羽田も約6900万人から約8600万人へ23%増加しています。国交省が発表している、国内全空港の利用客数をみても2013年度が約2億5635万人、2018年度が3億2350万人と増加しているのが分かります。
利用者、なぜ増加?
何が数字を押し上げているのでしょう。国内線、国際線に分けてそれぞれを5年前の数字と比べてみました。 まずは国内線です。左側が2013年度、右側が2018年度の数値です。