村上茉愛さん、東京五輪でメダル獲得後に困惑した経験を語る「言われても分からない…」
体操女子で21年東京五輪種目別床運動銅メダリストの村上茉愛さんが9日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」(午後5時)に出演した。 【写真】村上茉愛さん 白無垢での夫婦ショットに「カワイイ」「きれい」の声続々 この日のテーマは有名アスリートの「山あり谷あり」。村上さん自身は21歳で女子体操・世界選手権金メダルを獲得した時が絶頂期だったという。「前年度のリオオリンピックで、もうちょっと練習を積んでいれば、うまくいったかなというミスをしてしまって。それですごく悔しかったので、すごい練習して次の年で金メダルをとることができました」と栄光をつかんだ過程を説明した。 その原動力になったのは「悔しさ」だった。体操界は女子と比べて男子の注目度が高く、「女子は(世界選手権金メダルが)63年ぶりと言われるくらい低迷しているので注目もされずに…」。帰国会見などで男子が何度も質問をされていたのに対して、「女子はあたりさわりない全体の質問をやって…。はい、次はもう男子となって女子は15分ずっと座っているだけ。さすがにそれは悔しいな」と当時の思い出を明かした。 結果を出した後の変化にも言及。「東京で(メダルを)とった時も、知らない親戚が増える。お母さんの高校時代の同級生だったよ、とか。言われても分からない…」と困惑した経験もあったという。それでも「応援してくれてすごいうれしかった」と感謝の気持ちは忘れていなかったという。
報知新聞社