「子宮脱」「児童婚」から女性と子供たちを解放せよ:ネパールで貧困と戦う日本人
出産直後の労働で「子宮脱」に
トヨトミ製の調理用コンロを頭に載せて運ぶネパールの女性たち ©ADRA
2014年2月20日、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが、子宮脱に苦しむネパール人に関する声明を出した。同団体は国連とネパール政府のデータに基づき、ネパールにはおよそ1360万人の女性がおり、そのうち最大で10%が子宮脱となっていると訴えた。 加えて、ネパールには根強い差別があること、多くの女性が出産直後から野良作業をしなければならないこと、この問題に対してネパール政府が真剣な対応をしていないことを指摘した。
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林壮一