「NISA」vs「iDeCo」老後資金を用意するならどちらがおすすめ?「月1万円」しか積み立てられない場合に選ぶべきは? メリットや節税効果を解説
少額の併用はおすすめしない。まずは運用目的を考えましょう
NISAとiDeCoのメリットが異なるため、どちらも併用しようと考える人もいるかもしれませんが、資金が少額の場合、併用はあまりおすすめできません。前述した通り、2つの制度はそれぞれ特徴が違うからです。 特に、iDeCoとNISAのつみたて投資枠を併用するのはメリットが小さくなります。iDeCoは拠出金の上限があるので、iDeCoで投資できない分をNISAに回すという使い方は問題ありませんが、少額のiDeCo利用はメリットがほとんどありません。 まずは、なぜ資産運用をするのか、どのような投資戦略にするのかを考えてから、利用する制度を決めるのが良いでしょう。 出典 金融庁 NISA特設ウェブサイト iDeCo公式サイト 執筆者:御手洗康之 CFP、行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部