原体験は祖父の愛車「シビック」。自動車YouTuber・黒木美珠さんが熟練洗車術を実践で伝授!
“洗車女子”として注目を集め、今では国産車を中心に数々の名車を試乗・レビューする自動車YouTuberの黒木美珠さん。年間の走行距離はなんとトータルで5万キロにも上るという。 ▶︎すべての写真を見る
今回はそんな彼女に、正しい洗車方法をレクチャーしてもらった! 夏のレジャーシーズンを前に、愛車をピカピカにするテクニックの真髄を学ぼう。
ブラックのボディを誰よりも美しく保つ
こんにちは、黒木美珠です。幼い頃、休日は祖父が愛車「シビック」を洗車するのをお手伝いするのが好きでした。 自分よりも大きな車をたくさんの泡で丁寧に洗い、水を一気に吸い上げてくれる魔法みたいなセームタオルが不思議で面白く、半ば水遊びのような感覚で一緒に洗車を楽しんでいました。 成長するにつれ、学校行事や部活動などで洗車からは遠ざかっていましたが、社会人1年目の22歳で初めて自分で新車を購入したことをきっかけに、再び洗車熱が蘇りました。
大学時代から憧れていた「ホンダ ヴェゼル」を選び、ボディカラーはブラックをチョイス。汚れや傷がいちばん目立ちやすいこの色の車を「誰よりも美しく保とう」と決意しました。 それ以来、洗車の方法や日々のメンテナンス、新しい洗車の溶剤などを調べては週末に試すのが習慣になっています。
当時、周りには、洗車自体をあまりしないか、洗車機を使うか、そもそも車を持っていない人がほとんどでした。 身近に洗車情報を共有・共感してもらえる人がいないのなら、YouTubeで発信して車好き、洗車好きの輪を広げよう。その過程で、私の知見が誰かに役に立てばうれしい。そういった思いから、洗車チャンネルを立ち上げました。 そんな私が、今回は自宅に洗車環境がなくても、洗車場でできるおすすめの洗車方法をご紹介します。
洗車に持っていくと便利なアイテム6選!
洗車場によっては、貸し出し用のタオルやスポンジ、ブラシなどが備え付けてある場合もありますが、まずは持って行くと便利なアイテムをご紹介します。 【最低限持って行ったほうが良いもの】 〔1〕バケツ ボディを洗ったスポンジをこまめにすすぐことで、スポンジについた汚れや細かい砂などが落ち、キレイな状態で洗うことができます。 〔2〕拭きあげ用のタオル 洗車場で貸し出されているものの中には、水の吸い込みが悪かったり、汚れている場合もあるので自分のものを持って行ったほうが安心です。私は吸水力の高い「ドライモンスター」というタオルを愛用しています。 〔3〕スポンジやホイールブラシ 使いやすいものがあると洗車自体がもっと楽しくなりますよ! ディテールブラシなど、用途別に用意するのも良いですね。 【絶対必要ではないけれど、あったら便利なもの】 〔4〕ホイール鉄粉除去剤 数カ月に1度くらいは、洗車のついでに鉄粉もケアしてあげると車の美しさが段違いに上がります。 私は、鉄粉除去剤独特の匂いが抑えられ、ブルーベリーの香り付きの「モンスターベリーベリーラッシュ」がお気に入りです。これは程良い香りですが、共有の洗車場では、強すぎる香りは周りに気を使ってあげると良いかもしれません。 〔5〕ガラス撥水剤や簡易コーティング剤 拭きあげの際についでにスプレーするだけで、ガラスの撥水効果を得ることができたり、ボディの艶出しやコーティング保護の効果を得られる商品があります。どうせ拭きあげるのなら、ついでに施工してしまうのもおすすめです。 〔6〕カーシャンプー 洗車ホースガンから洗剤を出すことができるメニューもありますが、あえてそれは選択せずに、水噴射コースを選択することもあります。お気に入りのカーシャンプーが見つかると気分も違いますよ。 今回は使用しませんでしたが、実は「MJフレグランスシャンプー」という香りを自分でブレンドしながら洗車するアイテムを出しています。もし良かったらチェックしてもらえるとうれしいです!