局アナで夫は人気お笑いタレント、夫は同じ干支で一回り上の12歳差夫婦、そのうえ思春期男子を筆頭に男兄弟のママ……。そんな青木裕子さんと中村仁美さんのお二人。夫婦の子育て協力体制どうしてる……！？

青木裕子さん・中村仁美さん

引用元：STORY

＜右：青木裕子さん＞ 1983年生まれ。TBSを退社後、フリーアナウンサーとして活躍する傍らモデル業もこなす。体験教育の実践例を綴った著書『3歳からの子育て歳時記』（講談社）が発売中。 ○ 青木さん家の家族構成 裕子さん（41歳）、夫：矢部浩之さん（52歳）（ナインティナイン）、長男：10歳、次男：8歳 ＜左：中村仁美さん＞ 1979年生まれ。フジテレビを退社後フリーに転身。本誌の人気連載「妻脳vs.夫脳」の読者ファンも多数。卓越したトーク術に定評がありバラエティ番組にひっぱりだこ。 ○ 中村さん家の家族構成 仁美さん（44歳）、夫：大竹一樹さん（56歳）（さまぁ～ず）、長男：12歳、次男：8歳、三男：5歳

スケジュールの共有どうしてる？

青木さん アプリで互いのスケジュールを共有して口頭で再確認してます。仕事の調整ができるように、あらかじめわかっている子どもの学校行事は早めにTime Treeというアプリに入れて共有しています。先に私が仕事の予定を入れていても、同じ日時に夫の仕事が入ると、調整に動くのは私。アプリに入れて完了だとモヤッとするので、そこは口頭でもコミュニケーションを取ろうねという約束をしています。 中村さん アナログな夫はなる早で妻の手帖に付箋を貼るのが誠意。LINEを使っていない夫は、いまだに連絡はメール。仕事が入る度に夫にメールしていましたが、返信が遅いしスケジュールはマネージャーさんが管理していて本人も把握していません。そもそも、夫は共有さえしたくないタイプなのですが、遅い日や泊まりの仕事の予定が入ると、付箋を私の手帳にペタペタ貼ってます（笑）。

子育ての役割分担は……？

青木さん 基本ワンオペですが得意なサッカーを唯一夫の担当に。夫の仕事も不規則なため、子どもを産んでフリーになった後はテレビから雑誌の仕事にシフトしました。二人が共に家を空けることがないように、午前中からお昼すぎくらいまでは私が仕事をして、午後から夫が仕事というのがベースです。基本的に家のことは全て私が主導。小学校受験の勉強で夫がチューリップを「夏の花」と答えた時点で父の威厳をなくし、子どももパパに聞こうとはしません（笑）。サッカーに関しては細かいプレーの話も的確にできるパパに見てほしいと息子も思うようで、サッカーの送迎担当は夫です。息子が一人で行くときも、「電車を調べて説明するところまでが担当だから」と、私は手をつけず夫に任せるようにしています。 中村さん 朝の幼稚園送りと夜の遊び担当でパパも3人の子育てに参加を。夫は帰宅すると、「ただいま」を猛アピール。子ども達にひと通り歓迎を受けて満足したら着替えて、一緒に遊ぶのが習慣です。その時間だけが唯一私が休めるとき。長男が中学生になって5時起きでお弁当作りが始まったので、朝、三男を幼稚園へ送り届けるのは夫の担当にしています。子どもが3人いると、朝ものんびり寝ていられちゃ困ります。できる範囲で手伝ってもらわないと、家が回らなくなりますから。子どもの勉強に関しても私が「やりなさい」と煽る役割なのに対して、夫は「俺はお前の年でそんな難しいことやってなかった。すごいな！」って基本的に褒めのスタンス。夫婦でバランスがとれ、そこは子どもも気持ち的に楽なのかなって思います。 〈青木さん〉ブラウス￥22,000（カデュネ）パンツ￥7,920（CITEN／ユナイテッドアローズ カスタマーサービスデスク）ピアス￥63,800（ブランイリス／ブランイリス トーキョー）〈中村さん〉ブラウス￥33,000（LE PHIL／LE PHIL NEWoman 新宿店）ピアス￥16,500（ripsalis／ロードス） 撮影／西崎博哉（MOUSTACHE）スタイリスト／井関かおり　ヘア・メーク／MAKI 取材／小仲志帆　イラスト／室木おすし