お正月太りを、綺麗にリセット! 流行りの「断続的断食」の食事法や、副作用を解説
年末年始は暴飲暴食の季節とも言える。そろそろ正月太りで焦り始める頃だが...。減量のため、「インターミッテント・ファスティング(断続的断食)」に挑戦する人が増えているという。ダイエットトレンドの1つであるこの断食は、体重を減らし、脂肪の減少を加速させ、筋肉を増やし、全体的な健康を促進する、と言われている。 【写真】2017年の激太りからダイエット成功! マライア・キャリーのスタイルアルバム 1900年代初頭には、てんかんなどの健康問題を治療するために使われていた食事法だが、現在は“16時間断食”、“5:2ダイエット”などの具体的な名前でより親しまれるように。本記事では、インターミッテント・ファスティング(断続的断食)について、その食事プログラムや副作用を専門家が解説する。
インターミッテント・ファスティングの食事プログラム
インターミッテント・ファスティングの具体的な食事法として知られるプログラムは以下の通り。 ・5:2ダイエット:週に2日、消費カロリーを必要カロリーの25%に制限し、それ以外の日は普通に食事をする。”断食日”は、女性は500kcal、男性は600kcalに摂取カロリーを制限。このカロリー制限は12時間の断食によって区切られるため、女性は朝と夜に250kcal、男性は朝と夜にそれぞれ300kcalを摂取することができる。自分のスケジュールに合わせて、普通に食べる日と”断食日”を組み込むことができるのもポイント。 ・リーンゲインズ:毎日8~10時間だけ食事をし、残りの14~16時間は完全に絶食する。 ・イート・ストップ・イート:週に1~2日は丸1日絶食し、残りの5~6日は普通に食べる。 ・ウォーリアー・ダイエット: 1日20時間断食し、毎晩1回食事をする。 ・16時間断食(16:8メソッド): 1日のうち8時間だけ食事をし、残りの16時間は断食する。食事中は、野菜や果物、赤身のタンパク質、全粒穀物、エクストラバージンオリーブオイル、アボカド、ナッツ類などの健康的な脂肪など、さまざまな健康食品を補給することが大切とされる。これらの食品は、断食中の満足感を保ち、食欲をコントロールするのに役立つとされる。 ・ダブロー・ダイエット:テリー・ダブロー医学博士とその妻ヘザーによって考案されたダブロー・ダイエットは、インターバル・イーティングの一種で、スタート期、目標到達期、維持期の3つのコースをたどる。コースによってカロリー摂取の間隔が12時間、14時間、16時間に制限される。