「オスナからよくやったと言われた」 ソフトバンク尾形崇斗が2年ぶり2勝目 磨きをかけた高め直球で4戦連発のオリックス・セデーニョ封じる
◆オリックス0―3ソフトバンク(15日、京セラドーム大阪) ソフトバンクの尾形崇斗投手(25)が、2シーズンぶりの白星となるプロ2勝目を挙げた。 ■大津が試合前に談笑するのは投球フォームが似ていると言われる〝あの投手〟【写真】 ともに無得点で迎えた延長11回。1死一、二塁とサヨナラのピンチでマウンドを託された。「オスナがいつもマインドセットが一番大事だと言っている。メンタルのことだけど、それを教わっているので、しっかり胸に刻んでマウンドに上がった」と振り返った。 5番手で登板した右腕にとって、最初の打者は14日のカード2戦目まで出場4試合連続で本塁打を放っていた5番のセデーニョだった。1―2からの5球目、高めの153キロ直球で空振り三振に仕留めた。 「練習していたのが高めのストレート。すごく大事にしていて、それをあの場面で投げ切れたのが良かった」。勝負強い代打の西野真弘も150キロ直球で遊飛に打ち取ると、直後に味方が3点を奪い、白星が転がり込んできた。 「野手の皆さんが粘り強く戦って、勝ちがついたのでみんなに感謝したい。あの場面で投げさせてくれた監督やピッチングコーチ、全スタッフに感謝したい。オスナからは試合が終わった後に『よくやった』と言われた。それはすごくうれしかったですね」。師と仰ぐオスナからもねぎらわれて笑顔が弾んだ。(小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】 【おすすめ記事 小久保監督一問一答完全版】 「今日、俺冴えてなかったので」【▼一問一答完全版は下記関連リンクからから▼】
西日本新聞社