京セラドキュメントソリューションズジャパン、文書データのハンドリング作業を自動化する「PC Connect Monitor Advance」を販売
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は11月29日、文書データのハンドリング作業を自動化するPCアプリケーション「PC Connect Monitor Advance」を、12月上旬に発売開始すると発表した。 PC Connect Monitor Advanceは、文書データの仕分け保存、振り分け印刷、ファイル形式の変換作業などの面倒なハンドリング作業を自動化し、効率化するPCアプリケーション。 複合機からのスキャンやFAXのデータ、クライアントPCで受け取ったデータを、あらかじめ設定されたルールに従い、自動的にリネーム(ファイル名付与)、フォルダー仕分け保存できる。 文書データの内容により、自動的に印刷先の振り分けも可能。例えば、医療機関で処方箋やレセプト(診療報酬明細書)といった複数の部門で業務処理をする文書がある場合、あらかじめルールを設定しておけば、文書データごとに自動的に必要な部門の複合機やプリンターに振り分け印刷でき、業務の時間を短縮できる。 ファイル形式についても、DocuWorksの専用ファイル形式であるXDW形式に自動変換が可能。DocuWorksを使用している場合、ファイル形式を変換する手間を減らせる。 また、複合機のスキャンやFAX、クライアントPCから指定した監視先フォルダーに文書データが転送されると、ファイル名や原稿に付与されているQRコードからキーワードを抽出し、各種自動化処理を実現する。監視フォルダーは最大5つまで作成でき、それぞれに自動化ワークフローを設定できる。 監視先フォルダーに文書データが転送され、自動化処理が行われると、その結果をデスクトップにポップアップで通知できる。自動化した処理の結果を見逃すことなく、その後の処理、確認をスムーズに行える。 PC Connect Monitor Advanceの希望小売価格は4万5000円(税別)。
クラウド Watch,三柳 英樹