「こどんたっからかめをたひけもした」小学生が学ぶえびのの方言
テレビ宮崎
えびの市の上江小中学校では、方言の授業が行われ、小学部の4年生10人が地域の方言を学びました。 授業では、西諸弁と薩摩弁が混ざった「えびのの方言」を語り継いでもらおうと、地域のボランティア2人が指導しました。 (ボランティア) 「こどんたっからかめをたひけもした」 (児童たち) 「うらしまたろうはこどんたっからかめをたひけもした」 「(浦島太郎は子供たちからカメを助けました)」 児童たちは2つのグループに分かれて、昔話「十二支のはじまり」と「浦島太郎」を方言で音読。 プリントにアクセントを書き込んだり、タブレット端末にお手本を録音してもらったりしながら、繰り返し練習しました。 (児童は) 「知らない言葉がいっぱいでした」 「わかる方言はありました。たとえば「ねずん」や「どうぶっどん」」 Q.どういう意味? 「ネズミと動物です」 (方言を指導 上谷川則男さん) 「学校でも標準語、家庭でもテレビの中でも標準語。方言の良さをこれからもっと知っていただいて、ちょっとでも方言を話す機会があればと思っています」 児童たちは、これから練習を重ね、来年2月の参観日に方言で紙芝居を披露する予定だということです。
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