「日経225マイクロ」も上場!初心者でも株価指数を取引しやすい「くりっく株365」とは?
下落相場でも利益を狙える
上昇相場だけでなく、下落相場でも利益を狙うことができます。株価が下がると予想した場合は、「売り」から取引を開始し、価格が下がった段階で買い戻すことで利益を得ることが可能です。これにより、相場が上昇しているときだけでなく、下落している局面でもチャンスがあります。 例えば、日本株を取引している場合、下落を利益にしようとすると、信用取引(※)をすることが障壁となってしまうという話もよく聞きますが、買うと同じような形で売ることができると言うのは、初心者の方にはやりやすいのではないでしょうか。 ※信用取引:証券会社から資金や株を借りて取引する方法。少額で多くの資産を運用できるが、損失が出ると返済義務が発生するリスクがある。
リスクとデメリット
一方で、リスクやデメリットも存在します。 レバレッジ取引は少額の資金で大きな取引ができる一方で、損失もレバレッジをかけた分だけ大きくなります。投資がうまくいかなかった場合、証拠金以上の損失が発生するリスクがあるため、適切なリスク管理が必要です。初心者は特にレバレッジを低く抑え、最初は慣れるまで慎重に運用することが推奨されます。レバレッジを高く設定しすぎると、小さな値動きで大きな損失が発生する可能性があるため、リスク管理の重要性を常に意識する必要があります。 またレバレッジ取引では、証拠金が一定の水準を下回ると強制的にポジション(保有している資産のこと)が決済される「ロスカット」制度があります。これにより、思わぬタイミングでポジションが閉じられ、大きな損失を被る可能性があるため、証拠金の管理も重要です。 そして「くりっく株365」には取引手数料や「スプレッド」が発生します。スプレッドとは、買いと売りの価格差のことで、実際に利益を上げるためにはスプレッドを超える値動きが必要です。また、取引回数が増えるほど手数料がかさむため、頻繁な取引には注意が必要です。 このように「くりっく株365」での取引は、初心者でも始めやすい特徴を持っていますが、リスク管理と取引戦略が重要です。