今季からブンデスリーガのボーフムでプレーする元日本代表の三好康児　撮影：中地拓也

　現地時間11月9日に行われたドイツ1部ブンデスリーガ第10節で、ボーフムが昨季無敗王者のレバークーゼンとホームで対戦して1-1の引き分け。サッカー元日本代表MF三好康児が、終了間際に劇的な同点ゴールを奪った。 ■【動画】「膝スラ派手に失敗しててw」「めちゃくちゃ上手いな膝スラ以外」の声! ボーフム三好康児の劇的同点＆移籍後初ゴールから膝スライディングパフォーマンス■ 　今夏の移籍市場最終日となる8月30日にイングランド2部バーミンガム・シティからボーフムへ加入した三好はこの日、ベンチからのスタート。前半18分に先制点を奪われ、その後もボールを支配される苦しい展開となった中、後半24分からのピッチに立った。 　すると、土壇場の後半44分に大仕事をやってのける。前線右サイドで鋭い反転を見せた三好が、そのままボックス内に侵入して中央へラストパス。味方FWに渡る直前で相手DFに防がれたが、そのまま足を止めることなくこぼれ球に反応し、ゴールライン際の角度のないところから、利き足とは逆の右足で狭いニアサイドを打ち抜いた。 　このゴールとともに話題となったのが、直後の“膝スラ”だった。劇的な同点＆移籍後初ゴールに大興奮の三好は、そのまま喜びながら逆サイドまで走る。そして膝スライディングでのガッツポーズを決めようとしたが、滑り込んだ膝が芝生に引っかかって大失敗。前のめりで倒れ込むことなった。

■「膝スラ失敗可愛すぎるな」

　この三好の“ゴール＆膝スラ大失敗”のシーンに、スカパー!ブンデスリーガで試合の解説を務めた鄭大世氏も「きたー!」とゴールに興奮した直後、「膝スライディング失敗しましたけど」とすぐさま反応。SNS上でも「三好」「膝スラ」が話題となり、次のようなコメントが寄せられた。 「レヴァークーゼン相手にお見事　でも膝スラ派手に失敗しててwww」 「三好!膝スライディングが見事な失敗」 「いやこれめちゃくちゃ上手いな膝スラ以外」 「三好らしいターンだ　そして膝スラ失敗してるの笑ってしまう」 「三好の膝スラ失敗可愛すぎるな」 　三好は現在27歳。その実力は誰もが認めるところ。今後、ブンデスリーガで結果を残し続ければ、日本代表復帰を求める声を大きくなってくる。今後の三好の活躍と華麗な膝スライディングに期待したい。