ガスリー「ギヤボックスに問題発生。ギヤのシンクロ機構も働かずリタイアするしかなかった」:アルピーヌ F1第2戦決勝
2024年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのエステバン・オコンは13位、ピエール・ガスリーはギヤボックスのトラブルによりリタイアでレースを終えた。 【写真】2024年F1第2戦サウジアラビアGP エステバン・オコン(アルピーヌ) ■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=13位(49周/50周) 17番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード 現実的に考えれば、これが今日のレースで望める最善の結果だった。僕らとしては、今回もクルマについて理解を深める機会だと思って臨んでいたからね。 スタートではちょっとした混乱があり、そこを無事に切り抜けて、いくつかポジションを上げることができた。接近したホイール・トゥ・ホイールのいいバトルも何度かあった。ただ、ポイントを獲れるほどのスピードはなくて、そこが現時点での僕らの位置だと思う。決してあきらめずに、パフォーマンスを見出すための努力を続けるつもりだ。 このレースの翌週にはエンストンへ行くことになっている。またチームのみんなと会って、この状況を改善するために力を合わせて仕事をするのを楽しみにしている。次の機会となるオーストラリアに期待をかけたいね。 ■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム) 決勝=DNF(1周/50周) 18番グリッド/タイヤ:ミディアム 言うまでもなく、ジェッダでの日曜は落胆のうちに終わった。フォーメーションラップでギヤボックスに問題が起きて6速ギヤを失い、それから他のギヤのシンクロ機構も働かなくなって、リタイアするしかなかったんだ。どうしてこんなトラブルが起きたのか、しっかり調べる必要がある。結果として、貴重な実戦での走行時間を失うことになったからね。 チーム全体のことを考えても、本当にガッカリしている。この週末を通じて、みんなが本当に一生懸命に仕事をして、相当なエネルギーを注いでくれていたのに、物事が僕らの思うようには運んでいない。現状は確かに厳しいけど、しっかり前を見て、不足しているパフォーマンスを引き出すために努力を続けるしかない。みんなと力を合わせて、戦える態勢を整えてオーストラリアへ向かうつもりだ。 [オートスポーツweb 2024年03月11日]