『はいよろこんで』が総再生回数100億超の大ヒット!こっちのけんと「影響を受けたアーティストは兄・菅田将暉」生田竜聖アナと“有名俳優の弟”対談
菅田将暉の“理想の弟”を意識しすぎてドツボに
生田:菅田将暉さんが活動をはじめた頃、けんとさんはおいくつですか? けんと:中学1年くらいです。 生田:思春期真っただ中でどうでしたか? けんと:最初はただただ誇りに思って、なんか自慢げに。自分からあまり言うことじゃないなとは思いつつも、ちょっとこぼれてる、あふれちゃってるみたいなのが続いていましたね。 そこから徐々に、「うちの兄はやっぱなんか違うぞ」となって。ということは、自分も違うようにいなきゃいけないという感覚になっていって。そっからドツボに…。 それこそ理想の弟になるために、やりたいことより、“なるべき姿”に向かって、「この武器を背負って。この武器もないから持たないと」って、自分にない要素ばかりをかき集めて戦場に行く、みたいな感じでした。 今は、自然体でいられるし、「武器をできるだけおろした方がよかったんだ」ということにやっと気づけたという感じですね。 生田:菅田将暉さんについて、何の抵抗もなくお話できますか? けんと:そうですね。一つ抵抗があるとしたら、ちょっと言い過ぎるのは変だなと思いながら…。言いやすいけど、ノリノリで言いすぎるのは良くないなっていう感じはあります。 生田:加減がね(笑)。 けんと:加減が難しい。 生田:仲はいいんですか? けんと:めちゃくちゃいいです。 生田:よく会いますか? けんと:会います。兄も音楽活動をしているので、お互いにリリースした曲について語ったり、お互いの音楽を褒め合ったりするだけの(時間)。ハートばっかり飛んできます(笑)。 生田:いい空間ですね。お互いを認め合って。 けんと:話している時はテンションも上がっていて、「いや、あれいいよね!」って言ってるけど、帰りに一人になると、恥ずかしさというか、ヘンな感じがするなっていう時もありますね(笑)。 生田:菅田将暉さんは、舞台にも出演されています。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(2017年)という舞台があったんですけど…。 けんと:それ観ていない。観たかったんですよ。 生田:兄(斗真さん)とね、共演しているんですよ。 けんと:そうなんですよ!悔しいー!観ておけばよかった。今日、この日が来るとは(笑)。 生田:まさかね(笑)。僕、行きました。その時に(菅田さんに)ご挨拶させていただいて。 けんと:差が出た(笑)。多分、一緒だと思うんですけど、兄の作品はできるだけ観ておかないと、みたいなとこがあるので、できるだけ観るようにはしているんですけど…。今後は絶対に観ます!