「投資するならインデックスファンド一択」も悪くはないが…さらなる利益を狙うために知っておきたい「次の一手」【投資のプロが助言】
現金や他の資産への投資も視野に入る
また、「インデックスファンドはあくまでも投資先の一つである」と認識することで、現金や他の資産への投資も、視野に入ってくるのではないでしょうか。 一定以上の現金を確保しておくことは(つまり、現金に投資をすることは)、生活を守るためや、いざ株価が下がったときにインデックスファンドや個別株に投資をするために、やはり必要です。金利が上がれば、定期預金でノーリスクローリターンの投資をしてもよいかもしれません。インデックスファンドも個別株も目ぼしいものがないときには、債券投資も良いかもしれません。株よりも不動産への投資が儲かる時期もあるでしょう。 「インデックスファンドはあくまでも投資先の一つである」と認識しておけば、このように投資の選択肢はぐっと広がるのです。
まとめ:「インデックス投資一択」の次の一手は?
一口にインデックスファンドといってもいろいろな種類があり、どれを選ぶかが運用成績を大きく左右します。インデックスファンドがあくまで投資先の一つであるということが、そもそもこの点から認識できるでしょう。 そして、「インデックスファンドはあくまでも投資先の一つである」と認識することで、インデックス投資と個別株投資をミックスさせた運用や、現金や他の資産への投資も、視野に入ってくるのではないでしょうか。 川合 一啓 株式会社ソーシャルインベストメント 取締役CTO