白状しなさい!享年90歳の母が残した「2冊の預金通帳」だったが…「400万円の不明な引き出し」が発覚。次女に向けられた疑惑の目
亡父の遺影の裏に隠された2冊の預金通帳だったが
――実家なんて、2年以上ぶり 長女の恵子さん(68歳)と三女の由美子さん(63歳)。和子さんは亡くなる2年ほど前から施設に入っていたため、二人とも実家に行くことはなくなり、次女の久美子さん(66歳)も定期的に空気の入れ替えや掃除のために訪れる程度だったといいます。 母娘で終活を進めていたこともあり、遺品整理はあっという間に終了。ただ、そのなかで和子さんが残したテープが出てきて、3人とも大いに盛り上げることに。 いきなり始まった鑑賞会。テープは何本か見つかり、そのなかの1本だけが、新しく録音されたテープでした。「だいぶ前に録ったものだから、新しく録り直しました」という和子さんの声で始まったその内容は、遺産と遺産分割のこと。それによると、遺産はこの実家と預金通帳が3冊。そのうち1冊は年金が振り込まれるもので、日常使いのもの。残りの2冊は遺産として残すためのもので、通帳は父の遺影の裏、印鑑はタンス上段、着物と着物の間にあるといいます。 各々探すと、2冊の通帳と印鑑が出てきました(普段使いの通帳は、常時久美子さんが預かっている)。それぞれなかを確認すると、それぞれ1,000万円ずつ預けられていました。 ただ後日、首を傾げることが判明。最後の記帳が5年前だったため、念のため、実際に1,000万円ずつのお金が預けられているのか確認をしたところ、実際は800万円ずつ。つまりそれぞれ200万円、計400万円が引き出されていることがわかったのです。 また引き出し時期は、1年ほど前のこと。和子さんが施設に入居しているタイミングです。そんなときに、400万円もの大金が必要になるのか……答えは明確。怪しいのは、次女の久美子さんです。 恵子さんと由美子さんに「白状しろ!」と問い詰められた久美子さん。観念したのか、「1年ほど前に家の修繕費として母から援助してもらった」と告白。承諾をもらったうえで、それぞれの口座から引き出したといいます。 ――家の修繕で400万円って……そんなにかかる? どこを直したの? そもそも、母の承諾を得たかも怪しいところ。ふたりの厳しい追及は続きます。