Apple、さまざまなバグを修正したiOS 18.0.1をリリース。カメラ使用後のフリーズも解決
iOS 18.0.1のセキュリティパッチ
Appleが注意喚起しているのは以上ですが、今回のアップデートはほかにもまだあります。 Appleは、今回のアップデートのリリースではセキュリティに関しては記載していませんが、このページを見ると、iOS 18.0.1では2つのセキュリティパッチが含まれていることがわかります。 これらはかなり深刻な欠陥でもあります。 1つは、iPhone 16でのオーディオメッセージに関するもの。マイクのライトが点灯する前に数秒音声が録音される可能性があるというものです。 マイクが有効になるとオレンジのライトが点灯することになっていますが、時間の長さに関わらず、ライトが点灯していなくてもマイクが有効になりうるという事実は気になります。 これが単体の問題であって、第三者が悪用できるような大きな脆弱性でないことを祈りましょう。 ともかく、知らないうちにバックグラウンドでiPhoneのマイクにアクセスするようなスパイウェアは必要ありませんからね! 2つ目のセキュリティの欠陥は、Appleの新しいパスワードアプリに関するものです。保存されたパスワードがVoiceOverによって読み上げられる可能性があります。 Appleはこの欠陥がどんな操作で有効になるのか共有していません。 この欠陥は、iPhone XS以降、iPad Pro 13インチ、iPad Pro 12.9インチ第3世代以降、iPad Pro 11インチ第1世代以降、iPad Air 第3世代以降、iPad 第7世代以降、iPad mini 第5世代以降など、iOS 18を実行する多くのデバイスに影響を及ぼします。 Source: Apple
的野裕子