【最新の年金一覧表】厚生年金と国民年金「男女差」拡大へ。公表されたばかりの資料から年金額をチェック
【最新】国民年金(老齢基礎年金)の平均月額は5万7584円
同資料をもとに、国民年金(老齢基礎年金)の平均月額を確認します。 ・〈全体〉平均年金月額:5万7584円 ・〈男性〉平均年金月額:5万9965円 ・〈女性〉平均年金月額:5万5777円 国民年金の平均月額は5万7584円でした。男女差はそこまで大きくありません。 国民年金の受給額には満額があり、近年では月額で約6万8000円となっています。満額=上限があるため、未納期間や免除期間の分が差し引かれるとはいっても、厚生年金ほどには個人差が広がらないのです。 最新資料をもとに、年金額に興味を持ったという方もいるのではないでしょうか。 年金は個人差が大きいものなので、興味を持った方はぜひ自分自身の年金見込額を確認してみましょう。 確認方法について、次章で解説します。
私の年金はいくら?見込額の確認方法
年金見込額については、ねんきんネットやねんきん定期便、公的年金シミュレーターなどで確認することができます。 ●ねんきんネット ねんきんネットにログインすると、これまでの加入実績に基づいた年金見込額を知ることができます。 これからのライフステージの変化に合わせた試算ができるので、転職の予定なども踏まえて確認できるでしょう。 ・どれだけ年収があがれば「月額〇〇万円」を目指せる? ・〇歳で独立を考えているが年金への影響を試算したい など、詳細なシミュレーションに対応できるメリットがあります。 デメリットとして、マイナポータルとの連携やユーザIDの取得などを手間と感じる人にとっては、少しハードルが高いかもしれません。 ●ねんきん定期便 紙のねんきん定期便を確認してみるという方法もあります。 ねんきん定期便は毎年誕生月に送られてくるので、届いた資料を確認するだけで年金見込額を確認できます。 ただし、50歳未満(35歳、45歳以外)の方はこれまでの加入実績に応じた年金額しか記載されていないので、これからの加入分は反映されず、金額はかなり少なく感じかもしれません。 50歳以上の方には今の働き方が60歳まで続くと仮定した場合の見込額も入っているので、現実的な金額になっているでしょう。 ●公的年金シミュレーター 厚生労働省が運用する「公的年金シミュレーター」を活用してみるのもひとつです。 ねんきん定期便があれば詳細に試算できますが、なくても仮情報を入力することで、およその年金額を確認できます。 どの方法にも一長一短がありますが、第一歩が大切です。まずは確認したいと思った方法からチェックしてみましょう。