【インドネシア】郵船ロジ現法、三菱ふそうEVを運用開始
郵船ロジスティクスのインドネシア現地法人、郵船ロジスティクス・インドネシアは13日、三菱ふそうトラック・バスの小型電気自動車(EV)トラック「eCanter(eキャンター)」の運用を開始した。郵船ロジスティクス・インドネシアが日常業務用の物流車両にEVトラックを導入するのは初めて。 車両は航空貨物の集荷や配送で同社の拠点がある首都近郊のスカルノ・ハッタ空港と、西ジャワ州ブカシ、カラワンの工業団地エリア区間を走行する。 eキャンターは容量83キロワット時のMサイズのバッテリーを搭載し、140キロメートルの航続距離を持つ。車両総重量(GVW)は6トン。 郵船ロジスティクス・インドネシアのデピュティー・ディレクター・ストラテジック・セールス・マネジメントのウィスヌ氏は、同社が運用するEVトラックの台数は現在1台だが、今後毎年1台ずつ増やしていきたいと述べた。 三菱ふそうトラック・バスのインドネシア製造販売会社クラマ・ユダ・ティガ・ベルリアン・モーターズ(KTB)によると、郵船ロジスティクス・インドネシアは昨年、eキャンターの概念実証(PoC)などを実施していた。