【若松ボート(ナイター)西スポ杯】片橋幸貴 準優切符の確保へ策士ぶりを発揮
<5日・若松ボート・4日目> 初日ドリーム組の片橋幸貴は3日目時点で8位タイと準進安全圏に位置していた。ただ予選最終日の2走はまとめ切れず、最終的に19位までランクダウン。第一関門は突破したが、やや悔いの残る形となった。 7月に江戸川のGⅡを制して特別戦の初タイトルをつかみ、来年3月にここ若松で開催されるSGクラシックの権利も獲得。リズムをさらに上げていきたいところだが、今節は機力の手応えがいまひとつ。「乗り心地は悪くない。足は特徴がなく、あって普通くらい。厳しいといえば厳しい」。3月の当地戦では初戦から4連勝と破竹の勢いだったが、「あの時の方がやっぱり出ていた」と見劣りするのも確か。 準進は5枠と決して楽な条件ではない。ただ、ドリームでは伸びる菅章哉をマークしに大外へ出たり、予選も6枠から2コースを奪ったりと柔軟なコース取りを見せてきた。準優切符が手に入る3着以内を目指し、策士ぶりを発揮してきそうだ。