自民・青山繁晴氏 石破首相は「人間関係作れない」「外交儀礼ができない」「潔く辞意を」
自民党の青山繁晴参院議員は3日午前、ニッポン放送のラジオ番組で、石破茂首相の外交姿勢について、「人間関係を作ることができない。外交は礼儀を合わせてお互いが敵ではないことを確認するプロトコル(外交儀礼)の世界だ。それが全然できていなかった。苦しいスタートだ」と指摘した。 【写真】目も合わせず両手でガッチリ。首脳会談を前に握手する石破首相と中国の習近平国家主席 石破首相を巡っては、11月15日にペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で本格的な外交デビューを果たしたが、駆け寄ってきた外国首脳に座ったまま握手したり、一人でスマートフォンを操作したりする場面が物議を醸した。 青山氏は一連の石破首相の立ち居振る舞いについて、「ちょっとショックだった。そういう姿の日本の首相は今まで見たことがない」と語った。 安倍晋三元首相と蜜月関係を築いたトランプ米次期大統領については、「(死去した)安倍氏への追慕も非常に強く、石破首相と会いたくないのだろう。(石破首相は)安倍氏の政敵だったという印象がインテリジェンス(機関)から入っているようだ。これを打開するのは大変だ」と述べた。 石破首相とは30年近い付き合いだと触れた上で、「このまま無理にとどまるよりは、令和6年度補正予算が成立すれば、潔く辞意を表明すべきだ」と早期退陣を訴えた。