やり投げにしか見えない… 実在する3つの看板をグッズ化 10万フォロワー達成のゼンリン
住宅地図帳や地図データベースで知られるゼンリン(本社・北九州市)。そんな会社が実在するユニークな3つの看板をもとにアクリルキーホルダーを制作しました。企画した経緯を取材しました。
実在する道路標識や交差点の名称が元に
3月22日、ゼンリンのX(旧ツイッター)アカウントがこんな投稿をしました。 「抽選で100名様に『方面看板&交差点看板アクキー』をプレゼント」 アカウントをフォローし、意見や感想などをリプライした人の中から抽選で100人に、アクリルキーホルダーセットを贈るという内容です。 (※すでに応募は締め切られています) 3種類のアクリルキーホルダーは、いずれも実在する道路標識や交差点の名称が元になっています。 ・「月 3km」(静岡県浜松市天竜区) ・「東経130度」(佐賀県唐津市) ・槍(やり)を持った人みたいな標識(静岡県富士市) 投稿に対するリプライは1200を超えるなど、多くの反響が寄せられています。
ゼンリンに聞きました
「日頃から弊社アカウントを応援してくださる皆様に向けて、感謝の気持ちを込めてフォロワー10万人達成を記念し、企画しました」 そう話すのは、ゼンリンのX担当者です。 過去にXの投稿で紹介した標識などの中から3種類を選定。 候補としては、交差点「ミラクル北」などもあったそうです。 「ここまで反響を頂けるとは思いませんでしたし、小説『月まで三キロ』の伊与原新先生に反応&フォローをいただき、うれしかったです」 6年前のフォロワーは1500ほどだったそうで、「まさか10万人まで到達するとは」と担当者。 「今後も引き続き、楽しんでいただけるような企画を投稿していけるように頑張ります」と話していました。