米大統領、欧州とアジア連携尽力 民主同盟深化訴え
【ビリニュス共同】バイデン米大統領は12日、リトアニアの首都ビリニュスで演説した。北大西洋条約機構（NATO）の結束を強調し「大西洋と太平洋の民主主義国家の結び付きを深めるために取り組む」と訴えた。12日閉幕のNATO首脳会議に出席した日韓両国などを念頭に、米国の欧州とインド太平洋の同盟国間の連携を促進する意向を示した。 バイデン氏は「大統領として同盟の再構築に力を注いできた。同盟こそが米国の指導力の要だ」と指摘した上で「大西洋を超えたパートナーシップを新たな高みに引き上げた」とも述べ、NATOの結束強化を実現したとアピールした。
