植物をすぐ枯らすズボラな人やペット愛好家におすすめ!透明なガラス容器で育てる「テラリウム」の魅力とは?
透明なガラス容器のなかなどで、植物や生物を育てることができる「テラリウム」。お手入れの手間が少なく、癒やし効果もあるといわれていることから、近年人気を博しています。 ホッと癒やされる、自分だけの小さな空間をつくってみましょう。 【写真で見る】透明なガラスのなかの楽園!テラリウムの世界をチェック
テラリウムのつくり方は?
テラリウムは、装飾用のガラスのボトルや小型温室、使っていない水槽など、あらゆる容器でつくることができます。密閉されていても、フタがないものでも構いません。 つくり方は次のとおりです: 1)植物が直接水に浸からないように、はじめに容器の底に砂利を敷きましょう。 2)その上に、どんな種類のものでもいいので、ポッティングミックス(ポット用培土)を数センチメートル加えます。 ハチャドリアンによれば、容器の4分の1から3分の1が砂利と土で埋まっている状態にすると、見た目が美しくなるそうです。 3)ミニチュアのガーデンチェアやテーブル、小さな動物の置物など、好みに合わせて飾りを加えるのもおすすめです。 テラリウムは直射日光が当たらない、明るい場所に置くようにしましょう。 直射日光に当ててしまうと、ガラスの反射によって光が拡大し、植物が葉焼けしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
水やりの方法は?
密閉されたテラリウムは湿気を保ち、なかで水が循環するので、水やりはほとんど必要ありません。一方、フタのないオープン型のテラリウムは水蒸気が逃げてしまうので、より頻繁に水をあげる必要があります。 基本的にテラリウムは霧吹きでの水やりだけで十分ですが、湿度には注意が必要です。密閉容器の内側に水滴が多くあるときは、フタを開けて、水やりを控えるようにしましょう。 テラリウムの大きさや植物の成長度合いにもよりますが、ほとんどの場合は数週間に一度の水やりで十分です。 なお、肥料に関しては、植物が一気に成長してスペースが手狭になってしまうのを避けるため、最低限にとどめましょう。 顆粒のスローリリース肥料か、薄めた水溶性肥料をときどき振りかける程度でOKです。