「よろしくメカドック」をおさらい【4】ナベさんは風見のあこがれ的存在。那智は東日本サーキット編でチームメイトに
【「よろしくメカドック」をおさらい Vol.4】 そして、風見とレースで火花を散らすのは、レーシング・ワタナベの渡辺俊光こと「ナベさん」、チャンプの那智渡、夢幻の兵藤千里。 【画像17枚】クルマ漫画を代表する名作のひとつ「よろしくメカドック」の世界をおさらい ナベさんは風見のあこがれ的存在。那智は東日本サーキット編でチームメイトになるが、風見の永遠のライバルだ。そして兵藤はゼロヨン編以降、ストーリーに大きく関係してくる重要人物。このほかにも東城、露崎、五十嵐も風見に大きく関係するほか、脇役キャラも個性的だった。 また、原作ではメカニズムやチューニング、車両の解説も描かれていて、これがクルマを知る大きな知識になった。その点でもメカドックは偉大な作品だ。ほら、懐かしくて改めて読みたくなってきたでしょ。 東日本サーキット編 夢幻が計画した富士スピードウェイ、鈴鹿、筑波の3つのサーキットとそれを結ぶ公道を使用したレース。主要チームはメカドックのほか、シルエット軍団プロトレーシング、そして最大のライバルとなる夢幻。夢幻はセラミックエンジンとコンピューターで設計したオリジナルマシンを武器に参戦。ドライバーは兵藤のほか、弱冠16歳の天才ドライバー五十嵐充、そしてゼロヨン大会で引退を表明したナベさん。ナベさんは引退を撤回して「ある決意」を胸に、エントリーしたのだった。 初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部