【韓国】「次期大統領」支持率は第1野党の李在明代表が独走 対日強硬発言「韓国のトランプ」
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の早期退陣の可能性が指摘される中、次期大統領候補について、第1野党、共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の支持率が49%と独走した。尹大統領が3日に発令した非常戒厳で、国民の怒りが頂点に達したことが示唆された。 【写真】早期退陣の可能性が指摘される尹錫悦大統領 政府寄りと評される世論調査専門機関「世論調査工程」は9日、韓国メディアデーリーアンの依頼で調査し、李在明代表が49%となった。2位は与党の国民の力・韓東勲(ハン・ドンフン)代表で、直前調査比で8・2ポイント下落した9・1%。李在明代表は、2位以下を大きくリードした。 2週間前の調査では、李在明代表が43・66%、韓東勲代表が17・3%だった。 李在明代表は少年工として働くなど苦学して弁護士となり、城南市長や京畿道知事を歴任。22年の大統領選は現職に僅差で敗れた。過激な発言から「韓国のトランプ」の異名もあり、対日強硬発言でも話題にあがることが多い。