久しぶりの同窓会「ぽっちゃり体型を少しでも隠したい」40代・50代以上は何を着るのが正解?場所別コーディネート例
帰省する人も多い年末年始に、“久しぶりの同窓会”という人もいらっしゃるのではないでしょうか? でも40代、50代になり、当時とは体型も変わり、行きたいけれど恥ずかしい……と二の足を踏むことも。40代ぽっちゃり体型の筆者は、まさにそう感じています。そこで、ぽっちゃり体型を少しでもカバーしつつも、同窓会に相応しい服装を考えてみました。 【写真で解説】ぽっちゃり体型の同窓会の服装。ホテル編と居酒屋編の完成コーデを見る
同窓会の場所:きちんと感が求められるホテルやレストランなど「品よく見えて、体型カバーができるワンピースが安心」
ドレスコードがある場合はそれに従いますが、そうではない場合、やはり「上品・華やか・きちんと見える・体型カバーができる」ワンピースは、王道の選択です。 袖があるワンピースなら、冬でも羽織りもの選びに悩まずに済むので便利。膝下丈なら座っても短くなりすぎることがなく安心感があります。
ぽっちゃり体型は、自分の気になる部分を隠し、まだ見せられる部分を出す作戦で
個人的に見せたくない場所は、二の腕、お腹、太もも、顎下のたるみ。 ぽっちゃり体型の中でもどうにか見せても良いのが、膝下。 というわけで、膝下だけが露出するワンピースで体型カバーをします。ワンピースはVネックが大きめに開いていて、同窓会には少し露出が過ぎると思ったので、インに薄手のリブタートルを入れました。タートルのおかげで顎下のたるみも多少カバーできるのもメリットです。 足元は薄手の黒いストッキングにしようかなと思いましたが、重く見えそうなので、肌に馴染む色のベージュのストッキングのほうがバランスが良さそう。
シルクのスカーフで、顔まわりを華やかに見せつつ、バランスをアップ
年齢を重ねると、肌の艶感も減ってくるので、微光沢のあるシルクスカーフの力を借ります。また、ワンピースが真っ黒なので、明るい色のスカーフを加えることで、軽やかに仕上げてくれるし、バランスも上げてくれます。
もっと華やかに仕上げたい場合は、鮮やかな色のスカーフを
もっと華やかに仕上げたい場合は、スカーフの色を鮮やかにすればOK。同窓会の場合、華やかにしたいけれど、派手には見えたくないと思ったので、暖色よりも寒色のほうがしっくりきました。グリーンやブルーがおすすめです。
同窓会の場所:カジュアルな居酒屋など「ジャケットで体の丸みを隠しつつ、張り切りすぎてない服装に」
カジュアルに、地元の居酒屋などで同窓会をすることもあるでしょう。どんな集まりかにもよって、どれくらいラフな服装で良いかは変わってきますが、かなり久しぶりの同窓会なら私の場合、生活感が出てしまいやすい“どカジュアル”は避けておきます。 かといって、ワンピースなどの華やかな服装では、浮いてしまうこともあるので、“きれいめカジュアル”くらいが狙いどころです。 そこで重宝するのがこの秋冬のトレンドでもある少しビッグシルエットのジャケット。きちんとしたコーディネートのときだけでなく、カジュアルな着こなしにもマッチする便利なアイテムです。 ジャケットのおかげで、ラフになりすぎませんし、丸みのある体型もキリリと仕上げてくれます。 ジャケットのインには、リラックス感のあるニットとデニムを。靴を脱いで座るタイプの居酒屋だったとしても、デニムなら快適に過ごせます。 同窓会というシーンなので、グレーパールのネックレスをつけて、大人のエレガントさもプラスしました。 皆さんの同窓会スタイルは、どんなコーディネートですか? 地味になりすぎず、かといって張り切りすぎず、私のように体型が気になる人はすっきり見えも狙いつつ、大人に“ちょうど良い”着こなしで朋友との久しぶりの時間を楽しみたいものですね。 人物撮影・構成・文/高橋香奈子
高橋 香奈子