MSIが世界初のCoreUltra2搭載ポータブルゲーミングPC「Claw8 AI+」と「Claw7 AI+」を発表
MSIがポータブルゲーミングPC「Claw」の新機種として、CoreUltra2搭載のCopilot+PCを世界向けに発表しました。 【もっと写真を見る】
MSIは12月3日に、インテルの新CPU「Core Ultra シリーズ2」(Lunar Lake)を搭載したポータブルゲーミングPC「Claw8 AI+」と「Claw7 AI+」をグローバル向けに発表した。 9月にIFA2024で予告された機種で、8インチと7インチの2モデル、ともに「Core Ultra 7 258V」を搭載し、バッテリー容量も強化、Copilot+PC対応のハンドヘルドPCでもある。 従来モデル「Claw」のバージョン名は「A1M」だったが、新モデルはノートPCと同様に「A2VM」となる。「Claw A1M」は今年の3月に日本でも発売となったモデルで、7インチディスプレーにCore Ultra 7 155H、16GBメモリーと1TB SSDを搭載する「Claw-A1M-002JP」は675gで13万9800円だ。 「Claw8 AI+」と「Claw7 AI+」ともにCooler Boost HyperFlowテクノロジーを採用し、デュアルファン、デュアルヒートパイプシステムで熱を効率的に放散する。150を超えるAAAタイトルをサポートしながら、ベースは17Wで動作するのでバッテリー寿命が長く、同じ電力条件下で113%高いピークFPSと平均20%高いFPSを誇る。 専用のApp Playerで、WindowsとAndroidの両方のタイトルを網羅した最も幅広いゲームライブラリを提供する。 8インチボディにバッテリーは80Wh搭載 Claw8 AI+ A2VM Claw8 AI+はCore Ultra 7 258Vに最高1TBのPCIe4 SSDを内蔵可能。 ディスプレーは8インチのFHD+で1920×1200ドット、16:10、タッチスクリーン、リフレッシュレート120Hz、100%sRGB、500nits、VRR、IPSレベルパネルを搭載。 インターフェースはThunderbolt 4 (PD3.0充電対応)×2に、microSDカードリーダー、オーディオコンボジャックを内蔵。無線はWi-Fi 7とBluetooth v5.4、オーディオは2W×2スピーカー、DTSサウンド、Hi-Resオーディオサポート。電源ボタンには指紋センサーを内蔵する。 バッテリーは80Wh内蔵で、充電は65W対応、本体サイズは299×126×24mmで、重さは795グラム、色はサンドストームだ。 7インチスクリーンで700g切り Claw7 AI+ A2VM Claw7はClaw8と基本スペックは同じで、ディスプレーと本体サイズ、バッテリー容量が異なる。デザインやサイズは現行の「Claw A1M」に近いモデルだ。 ディスプレーは7インチ FHDで1920×1080ドット、タッチスクリーン、リフレッシュレート120Hz、100% sRGB、500nits、VRR、IPSレベルパネル搭載。こちらは16:9比率となる。 バッテリーは54.5Wh内蔵で、サイズは290×117×21.2mm、重さは675グラム、色は黒となる。 両モデルともに仕様、機能、外観は発売する国によって異なるが、日本でも早く発売して欲しいものだ。 ☆☆「CoreUltraシリーズ2」特集サイトはこちらから☆☆ 文● みやのプロ(@E_Minazou) 編集● ASCII