ラクスルグループのAmidAHD、子会社2社を吸収合併し「ハンコヤドットコム」に社名変更
ラクスルは7月1日、グループ傘下のAmidAホールディングスが子会社のハンコヤドットコムとAmidAの2社を吸収合併し、ハンコヤドットコムに社名変更したと発表した。 同日付で社長人事を実施。ラクスルの印刷事業部長などを歴任した柳晋平氏が代表取締役社長CEOに就いた。 ラクスルは2023年にAmidAHDをTOBで子会社化。ノウハウの共有、クロスセルの拡充、人材の交流などを通じたシナジー創出を図ってきた。経営体制の強化を図るためにAmidAHDとその子会社2社を合併した。合併によって経営資源の集約を図り、ラクスルグループ全体の企業価値向上をめざすとしている。
吸収合併のAmidAHDの商号は主力事業である印章ECサイトと同一の「ハンコヤドットコム」に変更した。ラクスルの他事業同様に企業名・サービス名を覚えやすく分かりやすい名称にした。併せてコーポレートアイデンティティも刷新。旧ロゴデザインを生かしながらリニューアルし「byラクスル」も追加した。
新ハンコヤドットコム社は7月1日付で社長人事を実施。ミスミグループ本社での経営企画業務や、ラクスルのラクスル事業本部で印刷事業部長などを歴任した柳晋平氏が代表取締役社長CEOに就いた。柳CEOは2023年11月よりAmidAに出向。マーケティング統括本部長として「ハンコヤドットコム」事業のWebマーケティングやサイト運営、商品開発などマーケティング領域全体を管掌した。
柳CEOは「印鑑通販の先駆けとしてこれまで多くの支えの下、成長してきた。今後はラクスルの『仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる』というビジョンの下、より多くのお客さまに選ばれ喜んでいただけるようサービスを進化させていくと同時に、ラクスルのECプラットフォームの価値向上をめざし邁進する」とコメントしている。