叔母は名牝アーモンドアイ 良血馬が日曜中山2Rで確勝期す
名牝アーモンドアイの姪となるシホリーン(牝2、美浦・武井亮厩舎)が、日曜中山2Rの2歳未勝利(芝1600m)で初勝利を目指す。 【写真】シホリーンこれまでの軌跡 シホリーンは父モーリス、母パンデリング、母の父キングカメハメハの血統。生産者は北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム。母は未出走だが、半兄のコンティノアールは昨年のサウジダービーで5着、UAEダービーで3着の活躍馬。そして叔母のアーモンドアイは18年に牝馬3冠を制するなど、GIを9勝した歴史的名牝だ。昨年のセレクトセール1歳で8800万円(税抜)で取引された。 9月中山の新馬(芝1600m)は4番手からしっかりと脚を使ったが、先に抜け出したファンダムに1馬身届かずの2着だった。とはいえ、勝ち時計の1分32秒8は2歳レコード。3着には4馬身差をつけていたので、まさに負けて強しといえる内容だった。 今回は前走と同舞台でもあり、おそらくは1番人気に推されるはず。引き続きルメール騎手の手綱で、確勝を期す一戦となる。