八村塁19得点7リバウンド、河村勇輝は出場せず…八村「チームとの連係を上げもっと出てほしい」
【ロサンゼルス=帯津智昭】米プロバスケットボール協会(NBA)、レーカーズの八村塁は13日(日本時間14日)、本拠地ロサンゼルスでのグリズリーズ戦で先発し、35分47秒のプレーで19得点、7リバウンドだった。チームは128―123で勝ち、3連勝を飾った。グリズリーズの連勝は3で止まり、ベンチ入りした河村勇輝は出場せず、日本人対決はお預けになった。 【写真】試合前練習に臨む八村塁(11月13日、ロサンゼルスで)
今夏のパリ五輪で日本代表として一緒にプレーした八村と河村がNBAの舞台での再会を喜び合った。試合前の練習中に軽く抱き合い、笑顔で言葉を交わした。出場機会のなかった新人の河村に対し、6季目の八村は3点シュートを3本決め、豪快なダンクシュートをたたき込んで貫禄を示した。
試合後、八村は「河村君もこうやって今、ここまで来た。チームでもいい雰囲気で、すごく好まれる性格だと思う。チームとのケミストリー(連係)を上げて、もっと出てほしい」とエールを送った。八村のプレーを間近で見た河村は「次元が違うというか、NBAの中でもトップクラスの選手なんだと改めて感じた」と語った。